DOESのNEWシングルが、おいらの周囲で地味に盛り上がっている件

某アニメのタイアップがついたと聞いた時には、ああこれだからソニーは嫌なのよーとリアルで_| ̄|○になってたワタクシですが*1、いや、でもね、ホントにこの曲かっこいいんだ。もう昨日からえんえんエンドレスリピート。よいバンドではあるけれども、靴の上からかゆいところを掻くようなもどかしさを同時に感じてしまったのが去年出たアルバムの『NEWORLD』で、もう一押しなにか引っかかるフックが欲しいなあ、なんて思っててここでも実際書いたのですが、この“修羅”ときたら、その“何かもう一押し引っかかるフック”だらけでアタマっからケツまで出来てるような曲じゃないですか。ロックンロールのかっこよさを、ばしっと掴み取って直球でずばっとど真ん中に投げ込んできたみたいだ。無駄な音いっさいなし。かゆいところにしっかり手が届く。いやもうホントかっこいいし、せっかくこんなかっこいい曲なんだからどうせならたくさんの人に聴いて欲しいし、そのための手段としてなら、アニメのタイアップでもなんでもいいや(笑)。
というのも、ウチの職場のパートさんの、中学1年の息子さんのクラスでも、この曲かっこいい!と大好評なんだそうで、つまりそういういたいけな若人(笑)たちにも、かっこいいものがちゃんとかっこいいものとしてストレートに届いているっちゅ−ことですよね。それを聞いたとき、なんか嬉しかったのです。あ、ちゃんと伝わってるんだって。別にきっかけなんてもんはさ、何だっていいんですよ。ええもうほんとに心から売れて欲しいです。売れるということは、自分たちの守備範囲外に存在する不特定多数のひとびとに“消費”されることでもありますが、それに耐えうる力をしっかり備えた曲だと思う。いや、この曲だけに限らず。DOESというバンド自体が。



…と、それだけのポテンシャルがあるバンドなんだと早々に見抜いていたからこそ、能野さんがあんなに力いれてるんだろうなあ。さすがにプロの目利きは違う(笑)、おいらにゃ到底できない芸当だ…


修羅

修羅


カップリングがまた素晴らしい。聴けば聴くほど中毒になるスルメ曲。

*1:○魂自体は嫌いじゃない。コミックス2巻で読むのやめちゃったが笑