“Hell Bound Express”LIVE

ライヴ盤ですが、ライン録りだし、演奏もそんなにアドリブ満載というわけではないので、あんまりライヴ盤っぽくはない。JUN先生の曲紹介が、すこーし入るくらいかな。
なので、93年ごろまでのTHE WILLARD ALLTIME BESTとして、普通に聴ける。
〝Stinky Vice〟聴きたくって買ったのですが、いやーカッコイイ! PUNK!!
なのに、「俺は生まれつきの殺し屋さ」なーんて歌っちゃうところが、実にクール。
このCMで使われてたのは、インディーズ時代のEP音源なのかしら?
それとも録り直した? アウトロはこっちの方が好きだな。



ヴァニアンローズやReptile〜、Smart Escape〜なんかは、このライヴVer.の方が断然いい。リズムの跳ね感が段違い。うーんライヴ! という感じがする。
ヴァニアンからReptile〜に、間髪入れずにつながっていくところがかっこいい。
ドアーズのカヴァーもいい。迷子の少女。
バッサンは、グロリア聴く前に先にこっちのVer.聴いたので、どうしてもこっちのベースラインの方が印象強くなってしまった。『Lucifer Lives』のセルフカヴァーが、このアレンジだったのかしら。
〝David James〟は、アルバムの方が好き。あの透明なアンサンブルは、ライヴでは再現するの難しかろう。



『GOOD EVENING〜』の次に聴いたアルバムがこれだったので、JUN先生、さすがに10年もたてば、歌上手くなるねえ、と(笑)。
ヴァニアンローズの、フェイクまじりの歌い方とか、声の艶っぽさ。最高。こんな風にラヴソング歌われて口説かれたら、オちない女はいないよ。
安っぽいバラードなんかクソくらえですよ。あらお下品。




R盤で購入。仕方がないとはいえ、歌詞カードがあまりにもちゃち。インクが裏移りしちゃってる。
まあ、廃盤のCDをとりあえず音だけでもちゃんと聴けるわけだから、文句言っちゃいけないんだけど。でも、これでオリジナルと同じ値段か…。
前に日本橋の某店で見かけた時には、¥4,800くらいのプレミアついてました。



Hell Bound Expr

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