24時間パンク耐久レース中

我ながらアホなもんを買ってしまった。


Punk: 10-CD Wallet Box
(さすがにはまぞうさんにもデータがない)(仮にあっても探しきらない)


ノリというかイキオイというか、まあ要するに完全に衝動買いなのですが。
ピストルズだのクラッシュだのダムドだのストラングラーズだのジャムだの、といった有名どころは1曲も収録されてません。当たり前だ。1番有名なあたりで、バズコックスとかデッド・ケネディーズ、シャム69、X-RAY SPEX(でもバズコックス、160曲収録中1曲しか収録されてないけど)。
3分の2くらいは私も知らんバンドばっかり。ライヴ音源がほとんどです。見事なC級D級っぷり。ていうか、この中でまともにアルバムを発売していたバンドがどのくらいいるのか(笑)、いいとこEP1枚出したりオムニバスに1曲収録されてそのまま消えていったバンドが大半なのではないでしょうか。知らんけど。
なぜか1枚あたり1曲くらいの割合で必ずヴァイブレーターズが収録されている(笑)、まあ大好きなバンドだから嬉しいけど。そしてやっぱりこういう企画の中にあっては彼らのソングライティングや演奏力は、群を抜いております。レベルっつーか、もうステージが違う。〝JUMPIN' JACK FLASH〟のカヴァーが、とてもシロウトくさいアレンジのくせに(笑)、すさまじくカッコよかった!


まあぼちぼち聴いていきますが、なにしろC級D級なのでw、途中で飽きるどころか嫌になる可能性大。ていうか実はすでに食傷気味(失笑)。
でも、ぼんやり聴くともなしにスピーカーから流していると、1枚16曲収録なのですが1〜2曲は必ず、おっと耳がひきつけられる曲が入ってたりするもので、それが面白い。基本的に、このへんのUKオリジナル・パンクバンドは、単純な3コード一辺倒でも演奏がヘロヘロのめろめろでも、メロディラインだけはびっくりするくらいよかったりするもんなのですね。ビートルズ以来の伝統っちゅーやつですかねこれは。