TEENAGE KICKS

というパンクコンピを、何年か前に中古屋の店頭で見かけて何となく購入したのですが、これが意外と良くって愛聴しているわけです。2枚組で48曲収録、オリジナルUKパンクの有名どころからC級まで、アメリカものだとヴェルヴェッツとかリチャード・ヘルとかニューヨーク・ドールズとかラモーンズとか、アフター・パンクのNW勢にUKレゲエまで入ってる、スティール・パルスとかアスワドなんかの。かなりボリュームたっぷり。ちなみにアルバムタイトルは、アンダートーンズの名曲からですな。

Teenage Kicks

Teenage Kicks

おお、はまぞうさんにデータがあるとは思わんかった(笑)そうそうこれこれこれ。
ジョナサン・リッチマン(というか、モダン・ラヴァーズ)は、これ聴いて初めて知って、好きになったようなもんだ。くーっ、この乾ききった脱力パンク! ラストに向かうにつれ、アドレナリン垂れ流しみたいにまくし立てる早口ヴォーカル、なのになぜか脱力! かっこいいな!!

モダン・ラヴァーズ(紙ジャケット仕様)

モダン・ラヴァーズ(紙ジャケット仕様)

 
いっぺんには無理なので、ぼちぼち集めてます。
そういや大好きなヴァイブレーターズも、このコンピに入ってる〝Automatic Lover〟で知ったのでした。で、このバンドがまたやたらとかっこいいんだ。

ドゥー・イット・ドッグ・スタイル(紙ジャケ)

ドゥー・イット・ドッグ・スタイル(紙ジャケ)

これはヤバい。極上のチンピラR&R! イントロのベースに空気を切り裂くギターに巻き舌ヴォーカルの割れまくりシャウト、なのに踊れるんだな。すんごいポップ。ごめんなさい、〝Where have all the boot boys gone〟1曲だけで言ってます(笑)アルバムも欲しいなー。マンチェスターのバンド。うむ、やはりマンチェスターはロックの裏聖地。