本日の1枚

ラモーンズは好きなのだ。いまだにタイトルと曲が上手い具合に一致してくれなかろうとも(笑)(駄目じゃん)


TRIBUTE TO THE RAMONES

TRIBUTE TO THE RAMONES


タワレコあたりが試聴機に入れるだろうから、ちょろっと聴いてみてから購入を検討しようと思ってたのですが、あれやこれやそれやなんやらで、労することなく聴けてしまいました*1。Hちゃんありがとー。
オリジナル2割増ドーピング、という感じで全編とにかく楽しくてかっこよかった! 勝手に体が踊りだす、んでもって元曲も聴きたくなる(笑)。それってとっても正しいカヴァーのあり方だと思う。
さてチバ氏ですが、“KKK”“I WANNA BE SEDATED”の2曲で参加。らしいような、らしくないような選曲。“I WANNA〜”ってどんな曲だったっけ、とクレジットのみ見て首捻ってた私で本当にすみません(笑)。『RAMONES MANIA』の1曲目じゃねーか。以下、チバのためだけにこれを買おうかどうか迷ってる人、参考になるようならしてくれ(笑)。


ラモーンズを歌うには、ちょっと今の彼は声が渋くなりすぎてるかもしれません。あと、元曲が比較的ポップ寄りなせいか、割とサラッと歌ってる感じなので、目ん玉ひん剥いてマイクを丸ごと食っちまいそうな勢いでシャウトしてるチバが好きな人には、ちと物足りなく思えるかも。“PSYCHO THERAPY”とか“CRETIN HOP”あたりを、思いっきりハードコアにがなってるのを聴いてみたかった気も、確かにせんでもない。
のですが、元曲の訳詩を読むと、何でこの2曲をチバが選んだのかってのがなんかわかるような気もするのです(笑)。彼の持ってる世界観の中に、うまく収まってる2曲というか。まあ、本人さぞかし楽しんで歌ったことでしょうからいいんじゃないっすかね。“I WANNA〜”のBメロの、「HURRY,HURRY,HURRY〜」あたりで、声がほーんのちょっとだけ鼻にかかったようにひっくり返るあたりが、ツボど真ん中にドスンと入りました(笑)、あーこれ私の好きなチバだーって。
まあ、パンクがそもそも好きだというなら、買っても損はないんじゃないかと。チバ以外のトラックもマジでどれもかっこいいし、27曲も入ってて無駄にボリュームたっぷりだし(笑)。



…えーと、ブックレットの、ナマハゲみたいな近影には、あえて触れないほうがよかでしょうかね…(遠い目)

*1:法に抵触することはしてません笑