SPRING un/desca? ver.69/6.1 Zepp OSAKA

開演時刻ギリギリに入場。ほぼ同時に、いつものSEが流れ始めてしまったので、慌てて場所移動。1番後ろのブロックの、下手側の柵から2列目くらいの位置で、適度に踊りつつのんびり観戦してきました。一応メンバー全員見えるには見えたけど、細かい表情とかまではさすがに無理だった。
にしても、エルレTシャツ着た少年少女たちの多いこと多いこと。コスモスクエア駅からZeppに向かう人々の、ほぼ全員がエルレT着用だったとはどういうことだ(笑)。ていうか、私の連れの某姉妹も、そろってエルレTだったわけだが!(笑)対抗するべく、バースデイのロゴタオルを颯爽と取り出し、永ちゃん掛けするワタクシ。そして道中意味もなく、タオルを振り回すワタクシ。やめなさい、ただの迷惑な人ですそれは。
実際、会場でも8割方はエルレ目当ての人々だったのではありますまいか。そのほとんどが、10代〜せいぜい20代前半と思しき若人たち。やべー、超アウェイじゃん(笑)。
以下、覚書にて追記隔離。



先攻は、The Birthday

■チバ→黒ジャケ黒インナー黒パンツ、教授→黒シャツ半開(笑)に黒パンツ、ハルキ→白地に黒の花柄?シャツ(ツアーファイナルで着てたやつだと思う)に、ジーンズかな? キュウちゃん→黒のVネックTシャツに黒パンツ。たぶん。
チバ散髪キタ――(゚∀゚)――!!!!
■耳は隠れるくらいだったけど、毛先を相当梳いたんだかなんだか、かーなりスッキリしてた! 前髪も分け目作らない感じで*1下ろしてて、遠目にはラフなマッシュルームっぽくも見えた。ヒゲについては未確認ながら、ラモーンズトリビュートのブックレット近影に、思わず遠くを見つめて、戦わなくちゃ現実と、とつぶやいてしまった私の心を潤してくれるには、充分すぎるほどでした(笑)。
しょっぱなからいきなり新曲! しかも長い!(笑) 10分はゆうに越えていた気が。周りの、様子見っぽい感じのエルレファンと思しき皆さまが、あからさまにドン引いてるぜ(笑)。ちょっと痛快。
■ところでこの新曲が、非常に素晴らしかった。“ハレルヤ”っぽい構成、ゆったり静かに始まり、クレッシェンドするように盛り上がってまたすっと静かに。その繰り返しが、まるで寄せては返す波のような。メジャーコードで、“ハレルヤ”よりはもう少しスロウテンポ。歌い出しが、「もう、帰らない」だったかな。あと、「おやすみのキスを」という言葉がどこかに入ってたのは覚えてる。轟音なんだけどサイケデリックな浮遊感もあり、なんだかとても優しい感じのする曲だった。
■そして2曲目の“NIGHT LINE”で、思いっきり歌いだしを間違えるチバ(笑)。「ここから先ナイトライン 闇の中へウェルカム」を逆に歌っちゃってたのですが、あんまり堂々と間違えるのでわざとやったのかと思ってしまった。ナチュラルに間違ったらしい。照れ笑いしていたらしい。可愛いやつめ(黙れ)。
■MCは、「ハロー、ボーイズ!」と、途中の曲紹介と(“stupid”だったっけな)、最後はける時も何か言ったと思いますが忘れた。曲間でキュウちゃんが、何かしゃべるかなという素振りを見せてたのですが、そのタイミングでチバがキュウちゃんになにか話しかけたみたいな感じで結局そのまんま。
■機嫌はよかったようで、みんな楽しそうだった。教授は相変わらず動きがおもろかっこよい。ハルキも頑張ってアタマぶん回してた(笑)。
■新曲は計3曲披露。しょっぱなの曲と、中盤に2曲。1曲は“NIGHT LINE”をメジャーコードでやったような、アップテンポの8ビート。かなり明るい、軽快な曲で、個人的には最高にツボ。踊りながら思わず、かっこいい…!とつぶやいてしまった。サビの部分で、「アリシアの〜」と歌ってたような。もう1曲は、ミドルテンポの割とガツッとしたハードな曲。リズムが面白い感じだった。わりと短め。こちらは歌詞、まるで聞き取れず。
■3曲とも、ほんとにかっこよかったので音源になるのが待ち遠しいです。…なるよね?(失笑)とりあえず断片的に覚えてるところを、折々に脳内再生(笑)して楽しんでるのですが、実際に音源になった時にはぜんぜん違う曲になってそうな悪寒。脳内で(笑)。
■セットリストは、たぶんこんな感じ↓

・新曲1
・NIGHT LINE
・LOVERS
・オオカミのノド
・新曲2
・新曲3
・シャチ
・MEXICO EAGLE MASTURD
・stupid
・Nude Rider
・ハレルヤ


中盤以降の曲順はかなりあやふやなので、違ってたらスマヌ。“ハレルヤ”は、ラストのアレンジは音源通りであっさりめ。“LOVERS”が聴けたのはよかった。欲を言えば、“LOCK ON”と“45CLUB”も聴きたかった(欲張りすぎ)
■ちなみに、私に半ば無理やり音源全種を押し付けられたあげくに、クソ忙しい月初に陸の孤島Zepp大阪まで拉致された(笑)、15年来の友人Tさんのライヴの感想。
・(開口一番*2)あのベースはすげえ、上手すぎ。ありゃオッサンら、手放したがらんわけだわ
・CDで聴くより、声のクセは気にならんかった(チバの声は苦手だと言ってたので)
・意外とメンバー定位置から動かへんのな
・身長みんなどのくらい? えっそんなもん!? みんなすごくデカく見えるわー
・イマイさんホンマにシャツ全開やな(笑)
・(「で、単刀直入にどうだったよライヴ?」という私の詰問に)うん、面白かったよ
一応、まあまあ気に入ってくれたと思っていいのかな…(笑)。後で、去年のスペシャV.I.Pの録画ビデオ見せたら、教授のへっぴり腰に床叩いて笑い転げてはいたが(失笑)。


時計持ってなかったので推測ですが、1時間くらいのセットだったのかな。やっぱりフルサイズのライヴを体験しちゃうと多少物足りなく感じてしまうのは仕方ないのですが、内容はすごくよかったと思います。楽しかった! バースデイの客層は割といい意味でエイジレスな感じなので(笑)、自分のペースで踊りたい時には踊り、じっくり聴きたいときには聴いて、とできるので大変ありがたい。おそらくアルバムが秋ごろで、ツアーはそれからになるでしょうからまだまだ先の話なのですが、早くも次のライヴが楽しみで仕方ありません。夏フェスは行くつもりなかったのに、行きたくなってきちゃったなー畜生。



さて、後攻ELLEGARDEN。私エルレは、去年出たアルバムを職場でちょろっと聴きかじってたくらいで、詳しいことは全然わかりません。曲は悪くはないなーとは思うのですが、じゃあCD買ってちゃんと聴いてみようというほどでもなく、というか。そんな程度なので、いろいろ的外れなこと書いてたらごめんなさいと今のうちに謝っておく。

■セットチェンジの間に、ブロック最後方へそそくさと退却。ちなみにこの時かかってた曲の選曲が、なんというか大変に今風で(笑)、そんなところにもバンドのカラーの違いを感じてみたり。私が分かった範囲で、シャーロット・ハザレイとか、パニック・アット・ザ・ディスコとか。フーバスタンクとかもかかってたかな(違ったらごめん)。
■メンバーがステージに出てくるなり、いきなり気温が2度くらい上昇したような錯覚に陥る。いやあ、バースデイもそれなりに盛り上がったと思うのですが、なんちゅーかこりゃ熱気が違うわ(苦笑)。ライヴ中、もっとも強烈にアウェイを感じた一瞬。
■くどいようだが、曲はいいと思う、ほんとに。歌メロがきちんとしている。たぶんアコギ1本で弾き語ったとしてもそれなりにちゃん聴かせられるだろう。思わずでかい声張り上げて、歌ってしまいたくなるメロディ。アレンジの引き出しはあんまり多くない感じだったけど、全部一緒の曲に聴こえるというようなことはない。演奏もタイトで上手かった。
■あえて言うなら、細美氏のVo.が弱かった。元々の声質が細いというのもあるんだろうが、とにかく高音が苦しそう。音に負けてる部分が散見されて、もったいなかった。後から聞いたのですが、ポリープ患ってて薬で散らしてるとか。手術してよくなるとも限らないし、難しいとこなんだろうか。
■…そう考えると、チバって喉丈夫だなあ。ポリープとかって、あの人やったことあったっけ。
■けっこうよく喋ってた。ちゅーより、チバがしゃベらなすぎたのか(笑)。
■で、細美氏のMCっちゅーのは、元からああいう芸風なのですか(笑)。若えなおい! 私とそんなに年変わらんはずなんだが!
■見ていて、なんとなく連想されたのがHi-STANDARD。って、私ハイスタはまったく通ってないので、これぞ的外れの極地ってな発言なのかもしれませんが、そういうシーンにはまるで疎かった人間があくまでもイメージのみでそう感じたということでお許しを。えーと、曲が似てる似てないという問題ではなく、ちょうど10年くらい前にハイスタが担っていたような役割っちゅーかポジションっちゅーか、に2007年の現在あるのがエルレなのかしら、とぼんやりと思った次第。
■いろいろとウワサには聞いていたエルレファンのライヴマナーですが(苦笑)、まあさすがに最後方にいてそんな大変な目に合わされるほど、まずくはなかったです。少なくとも私の周囲は、みなさん思い思いに迷惑にならないように楽しんでいた感じ。もっとも前方はどうなってたのかわかりませんが(笑)。実は開演前は、心無い、そしてミッシェル時代のペットボトル事件を知らないやんちゃな若者どもが、バースデイのステージでオイタをやらかしたらどうすんべ、とヒヤヒヤしてたのですが(失笑)、そんなことも当然なく。
■アンコール1曲あり。まあ万にひとつもないだろうとは思ってましたが、バースデイメンバーが出てきてのセッションだのなんだの、そういった絡みはやはり一切なし。結局最後の最後まで、なんでこの人たちが対バンすることになったのか、その辺の事情はわからずじまいでした(笑)。んー、やっぱり本人たちの与り知らぬところで、たまたま組まれた対バンってことなのかな。



機会があったら見てみたかったバンドなのでエルレは、だからこういう機会に恵まれたことはよかったです。どういう人たちがライヴに来ていて、どういうライヴをするのか興味があったので。で、人気がある理由もわかった気がする。見る人を選ばない、仮に曲知らずにライヴに行っても楽しめる。わかりやすい。しかし、率直に申し上げて、ではこれで私がアルバムを買ってみようとかワンマンライヴに行ってみようと思ったかというと、まあそこまではいたらず。私の人生には、これはなくても困らないかな(笑)。単純な好みの問題です。それとも、私が10歳若かったら違う感想持つのかしら。

*1:これ重要。なぜなら最近の彼は分け目を作ると生えgうわなにをするやめろくぁwせdrftgyふじこ

*2:私がハルキハルキとうるさかったからね…笑