音人買ってきた

音楽と人 2007年 07月号 [雑誌]

音楽と人 2007年 07月号 [雑誌]

ちょ、チバさんそのバンダナは!!腸捻転爆笑)
・散髪チバを目撃した後だから笑ってられるが、そうじゃなかったら発狂してたなこのロンゲっぷりは…
ベンジーとの対談はかなりおいしかった、2ショット写真4P+対談4P。司会進行は金光さんなので安心して読める
・5月24日の取材時で絶賛レコーディング中のNEWアルバムは、チバさんいわく「めっちゃめちゃかっこいいよ!」だそうだ。楽しみだ。
・「うちのドラムはキュウだから」と今さらのように得意げに言ってみたり、ベンジーにハルキの歳を聞かれて「23歳。凄ぇいいよ。今どんどん良くなってきてる」とさりげなく自慢してみたり、なんつーか、チバさんあれだね。メンバー好きだね(笑)。
フジロックの思い出話とかしててなかなか味わい深い内容でした。ふたりとも力抜けた感じで。
・腕組みしてる写真と、ベンジーと並んで煙草持ってる写真が好き
・巻末のARABAKIレポにも、けっこうバースデイ写真載ってた。ハルキのジーンズが細い!


その他、ちょこちょこと気になった記事。


ブランキーはデビュー当時から知ってて、その割に音はほっとんど聴いてないに等しい。そのくせインタビューはちょいちょい読んでたりする。まあJAPANで市川氏がずっとインタビュー担当してたからなんだけど(笑)。今回の内容も、なかなか興味深かった。ベンジーは、本当に率直な人だなあと思う。
■なぜブランキーを聴かずに過ごしてしまったのか、まあ理由はいくつかある。ひとつは、今から10年ちょい前くらいにXやらBUCK-TICKやらLUNA SEAやらを嫌う人たちが、彼らをけなすために必ずといっていいほど引き合いに出してくるのがブランキーだったから。私の周囲だけだったのかもしれないけど。別に化粧してる人たちを嫌うのはけっこうですが、“あんなのと比べてブランキーは…”みたいな言われ方をするのって、それってかえってブランキーからしても迷惑きわまりない話じゃないか、ねえ? 
■そういうのが、ハタチそこそこくらいの小娘の心には、それなりにけっこうなトラウマとして残ってしまったわけだ(笑)。ブランキーにはまったくもって非のあろうわけはないのだが、何となく自分が聴いてはいけない類の音楽のような気がしてしまったり、逆に意地張って聴くもんか、と思ってしまったり、で現在に至ります。あと、単純にベンジーの声が苦手というのも大きい(苦笑)。一応10数年かけて、折々で克服しようと頑張ってみたことはあるのだが、どうしてもダメだった…
■で、今回のインタビューを読んで、またちょっと頑張って、音源聴いてみようかなあという気になった。インタビュアーの青木さんが、本当にベンジーベンジーの作る音楽が好きで、ひとりでも多くの人に、何とかしてそれを受け取って欲しいと思ってる、熱意が文面から伝わってきたから。その思いに対して、「ありがとう、嬉しいよ」と素直に言えるベンジーも、本当にかっこいいと思う。…まあ、実際に音源聴いたら何度目になるかわからない挫折を、またしても繰り返す破目になりそうな気もせんでもないが(駄目じゃん!)声の好き嫌いばっかりは、ほんと生理的なもんだからどうにもならんのよね_| ̄|○
■ウエノのインタビュー。なかなか腹を割った、深い内容だった。去年の『HEAVY GLITTER』の時の音人インタビューは、なんかとても新譜販促インタビューとは思えないくらいのテンションの低さで、読んでるこっちが心配になってしまったわけだが、そして今回も、必ずしも全面的に「新譜サイコー! かっけーよ! 聴いて聴いて!」と言ってるわけでもないのだが(苦笑)、それだけにいろいろと、考えさせられる内容ではある。
■私は今年に入ってから、やっとレディキャロ聴き始めたという有様なので、ここ数年の彼の状況というのをまるで把握できてないのだが。…誤解を招くような言い方で申し訳ないのだが、やっぱりミッシェルについていまだにどっか引きずってる部分が彼にはあるのかなあ、と。あえて名前を出さずに、「前のバンド」「昔やってたバンド」という言い方してるあたり。チバやキュウちゃんなんかは、けっこうあっけらかんとミッシェルの名前を出していろいろ喋ったりしてる分、よけいにそういう邪推をしてしまう。
■そういう邪推をされること自体、ウエノにとっては不本意きわまりないことであろう。本当に申し訳ないが、率直な感想だ。
■吹っ切れたような口ぶりではあるけれど、でたぶんウエノ本人的には吹っ切れてはいるんだろうけど、でもそれが、果たしてポジティヴな方向に作用していくのかどうか、というと…どうなんだろう。何かしら一抹のもやもやが残るのは気のせいか。
■なんか今回のアルバムは、上手く言えないけれども“転機”になるんじゃないのかという気が、インタビュー読んでてしたわけだ。なんの転機なんだかよくわからんが、とにかくそういう感じを受けた。うーん、とりあえずアルバムを聴いて、来月のライヴを見てみんことにはなんとも言えないなあ。よい方向に転がってくれることを願う。あ、ワタクシ配信分の音源はまだ聴いておりません。CDの封を切る楽しみを半減させたくない、というのもあるんですが、ただ単に面倒というのもある(笑)。
■それに関連してふと思ったこと。チバベンジー対談で、チバがミッシェルの曲を今やらないのは何で? みたいな話をしてたわけだが、まあ結局、ミッシェルの曲はミッシェルでやり切った、とチバが思ってるからなんだろう。とりあえず今は(笑)。もし当時の曲を、当時とは違う切り口で聴かせられる環境が整って、チバがそれをやってみたいという心境になれば、将来的にはそういうこともあるかもしれない。それはそれで私は構わん。ただ、今のバースデイのメンバーでは、それはやって欲しくないなあという(笑)。それは、別にアベやウエノのフレーズを他の人が弾くのがイヤだというのではなく、逆に教授やハルキがミッシェルのフレーズを弾くのを、あまり見たり聴いたりしたくないのである(笑)。ははは、要するに私はバースデイのファンなのだ。あの4人から産み出される音を、もっとたくさん浴びたい感じたいと思ってるので、別に今さらそんな物議を醸すようなカヴァーみたいなこと、やらんでもええがな、と(笑)。
■むしろそれなら、ROSSOの“1000のタンバリン”をバースデイでやってくんないかな、なんてね。あの曲は今のメンバーでやると、ROSSOとはまた違った切り口で、別の魅力が出てくるんじゃないかとずっと思ってるのですが。はい、戯言です。
■ところで、rallyでオリジナルを作ろうとしている、とな? それはひょっとして、9月のBUCK-TICKフェスに向けての布石ですか? フェスでオリジナル曲初披露とか、やっちゃうおつもりなのですか? 
■ウエノとキュウちゃんが、BUCK-TICKフェスで対バン…なんかアタマの固いミッシェルファンが、卒倒しそうな光景だ(笑)。ふへへへざまあみろ、とか思ってる底意地の悪いBUCK-TICKオバヲタで本当にすみません(笑)(いやまだrally出演決まってないから)
■ぜんっぜんまったくどうでもいいのですが、スガシカオさんのインタビューは実に実に泣けた(苦笑)。「10年やってきて、五体満足でいられると思うなよ!」なんちゅー切実な魂の叫びだ…くれぐれもお体ご自愛ください…