連鎖
ファンと言えるほどにルー・リードのアルバムを熱心に聴きこんでるわけではないのだが、いくつかのアルバムは過去に所有していたり借りて聴いたりしていて、でその中でも『BLUE MASK』というアルバムが特に好きだったりする。シンプルな4ピースのバンドサウンドで、ギターがぎゅいんぎゅいん鳴っていて。最初に聴いたのは、高校卒業するころだったか大学に入ってからだったか。レンタルで借りて、カセットテープにダビングして聴いてたんだよな、たしか。
好きなアルバムとはいえそんなに熱心に聴いてるわけではないので、バックバンドが誰なのかというところまではまったく把握していなかったのだが、ある時ふっと思い当たって、あわてて調べてみたわけだ。その、ルー先生と張り合ってぎゅいんぎゅいんギター弾きまくってるギタリストを。ロバート・クワインだった。…ヤマジ氏が好きなギタリストのひとりに挙げてなかったっけかこの人! うおおお繋がった!! ばしばしばしばし!!!(←皿が割れる勢いで膝を叩きまくる音)
いやあ本当にこういう瞬間が楽しくて仕方がありません(笑)。今はルー・リード関連のCDというと、ヴェルヴェッツの1stと、数年前に出た2枚組ベストしか持っていない有様なので、よしでは今年の目標その2として、ルー先生のアルバムをもう1度ちゃんと聴きなおす、というのを掲げるとしよう。とりあえずまずは『BLUE MASK』の買いなおしからか(笑)。
そういやJUN先生はだいぶ前のHBJのコラムで、フェイヴァリット・アルバムのひとつに『BERLIN』を挙げてたし、チバさんも去年の今ごろのサウンドストリートで、『ECSTASY』から1曲かけてたっけな。『STREET HASSLE』が、教授と共通して好きなアルバムとか言ってた覚えもあるな。おおお繋がるねえ循環するねえ、数珠つなぎというか芋づる式というか(笑)。でも単純に、ルー・リードともなるとフェイヴァリットに挙げるミュージシャンも多いってだけのような気もする。
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