HIGH TIME/4.20 DRUM Logos

誘ってもらって行ってきました。各バンド、簡単にメモ。


NICO Touches the Walls
去年スペシャ列伝で観て、いいなと思ったNICO。やっぱりよかった。演奏が安定してるし、ライヴならではの音の迫力もあるし、ルックスも華があってかっこいい。MCも適度に笑いをとって、初見のお客さんもがっちりキャッチ。なんかケチのつけようがなくて困るな(苦笑)。2月に出たシングルもよかったしな。太陽の光と新鮮な水をたっぷり浴びて、すくすくと育つ若草のようだ。次はワンマンで観たい。


ストレイテナー
音源は『リニア』だけ聴いたことあって、ライヴは初めて。いやあお客さんの黄色い声がすごくてびびった(笑)。人気あんだなー。ダイバーもけっこう出現してた。
自分内カテゴリの中に入れるなら、あえて言えばこれはプラトゥリだなーと(またそんな乱暴な)。要するに、不安定なところを魅力にしてるところというか、母性本能に訴えかけるタイプというか(笑)。どうでもいいが、こないだ天神FMの前を通りかかったときに流れていて、お、これかっこいいじゃんでもなんか聴いたことあるぞサビのメロディ歌えちゃうぞ、なんだっけなー英詞だけど発音が微妙に日本語だから(笑)日本のバンドなんだろうけど、と数日喉の奥に魚の小骨がひっかかった状態になっていた曲が、テナーの曲だったことがライヴ中に判明。“バーサーカーチューン”でした(笑)。ああすっきりした。


SHERBETS
転換中のBGMに、エコバニの“Silver”が流れて、ここんところエコバニマイブーム中のワタクシ、テンションだだ上がり。にやにやしながら口ずさんでしまってどうもすみません。
今までのベンジーのキャリアをすべてひっくるめて、実はライヴは観たことなかったのですが(というか音源もほとんどちゃんと聴いたことないかも)、いやあもう! かっこよかった! なんか前の2バンドと、ぜんぜん持ってる空気が違う。いきなり不穏になったというか。やっぱアレだ、ロックンロールはヤバくなくちゃな。NICOもテナーもなんとまあ健康的なのかしらとベンジー観てるとしみじみ実感。年の功ってんじゃないよあれは。やっぱりベンジーにしか持ち得ないスペシャルなものだと思う。
確かSHERBETSって『SIBERIA』ってアルバムがあったと思うのですが(聴いたことはない)、なんかほんとそんな感じがしたなあ。冷たい空気、コートの襟立てて吹きっさらしのなんにもない雪原にひとりぼっちでたたずんでるイメージ。ちょっと映画的な感じもした。ソリッド、かつドラマティック。何が何の曲なんだかさっぱりわからなかったのですが、でもかっこよかったなー。しかしだからといって、じゃあちゃんと音源聴いてみようとはあまり思わなかったのがナンなのですが(失笑)、とにかく私がベンジー関連を、ブランキーのデビュー以来ですからもう15年以上ですか、ひたすら避けて通ってきたというのは、まあいくつか理由はあるのですがまず第一に、声がどうにも苦手なのですorz 実際にライヴで聴いてみたらそれほど気にはならなかったのですが、これが音源になると何でか悪い意味で耳についてしまうんであります。音は好きなタイプなのに、ほんとにもう何でなんだろう。私の耳がシャットアウトしてしまう何か特殊な周波数でも含まれてるのか、彼の声には。



18:00きっかりに始まり、SHERBETSのアンコール2曲でだいたい21:00ごろには終了。転換もまずまずスムーズでストレスたまらなかったし、若者・オッサン・オッサン予備軍と(笑)*1出演バンドもバランスのよい構成で、いいイベントだったです。にしても、ロゴスほとんど1年ぶりくらいに行ったのですが、最近SONだのBe-1だのばっかりでライヴ観てたので、やけに広く感じてしまった…(苦笑)。

*1:言うまでもなくNICOSHERBETS・テナー