mass of the fermenting dregs・MY WAY MY LOVE・Qomolangma Tomato/5.13 DRUM SON

いやー楽しかった! 3バンドとも、それぞれ違った色をしっかりと持ったバンドで、非常に内容の濃い、グッジョブなイベントでした(書き漏らし。トップバッターのBlieANは見れませんでした、スマヌ)。
個人的に1番の収穫はMY WAY MY LOVE。前々から、ライヴが凄いという話は聞いてましたが、いやはやかっこよかったわー。音がとにかく強い。音の礫が体を突き破って、内蔵ぐるぐるかき回していく感じ。メロディラインは妙にポップで聴きやすかったり、なのにそのメロディラインをわざと轟音に埋もれさせて楽器の一部にしてしまってるあたり、うん、確かにこれはぶっ壊れたマイブラというか、ターミネーター化したマイブラだわ(笑)。村田氏はオトコマエですね。テンション高すぎなステージアクションもさることながら、ふつーに立ってるだけでもなんか思わずひきつけられてしまう華がある。
耳は平気だったんですが、そのかわりしばらくヘンな動悸が止まらなかった(苦笑)。音源まったく持ってなかったので物販で買って帰ろうと思ったのですが、財布の中身を見て、この後飲み会を控えていたので泣く泣く断念。後日NEWアルバムを注文しました(笑)。まだ届いてないけど聴くのが楽しみ。

a HOLY LAND INVADER

a HOLY LAND INVADER


マスドレもよかったです。轟音なんだけど、とても透明感があってキラキラしてる。まあ女性2人のバンドなわけですが(ドラムの吉野さん←男性、はサポート)、ガールズ・バンドにありがちな妙な湿度の高さとか生ぐささ(笑)みたいなのがぜんぜんなくって、どっか乾いた風情。で、この人たちステージでの立ち位置がちょっと変わってて、ベース&ヴォーカルの宮本さんを真ん中に、左右のドラムとギターがそれぞれ向かいあって、宮本さんを頂点においた三角形みたいなフォーメーションなわけですよ。なので、ギターの石本さんはずっと客席に体の左半分を向けてる感じになるのですが、ちょっと曲名が出てこないのですが最後の方の曲で、イントロでやおらこちらを振り返って、ステージの端から端までがーっとギター弾きながら疾走してですね。って、なんかわかりにくい書き方ですが(失笑)それがもうえらいことかっこよかったのでした。
最後のチョモランマトマトは、トーキング・マシンガンじみた矢継ぎ早に言葉を吐き出すヴォーカルが、バカうまファンクな演奏に乗っかるっといったようなスタイルのバンドで、最近ではあまりみないタイプでとても新鮮でした*1。ちょっと思いがけない拾いモノ。“静寂と壁と闇”という曲がよかった。1番新しいアルバムに入ってるみたいなので、ちょっと聴いてみよう。

Limelight Blue on the Q.T.

Limelight Blue on the Q.T.


そして本日は久々のバースデイご一行様のライヴです。整理番号が非常に微妙な感じだったので(苦笑)、夕飯食べてから開演直前にゆっくり行くつもり。新曲がっつりやってるみたいなので、楽しみだわー。

*1:このインタビューによると、影響を受けたバンドがINU。思わずなるほどと膝を打つ。