最近買ったもの

最近にわかにエレクトロニカにハマった上司殿が、Amazonで馬鹿買いしては届いたCDをあれこれと見せびらかしたり、仕事中に流したりするものですから、なんか触発されてしまって（意味不明）出勤前の５分でうっかりポチってしまったCD

Pains of Being Pure at Heart

こないだマイスペで試聴して気に入ったので。明日には届きます。たのしみー

No Come Down (B Sides & Outtakes)

ずっとAmazonでポチろうかどうしようか迷ってたら、近所で中古で見つけました。ラッキー。

Hush

綿菓子みたいな音楽。まっしろでふわふわしてて、触れたらすぐに溶けてしまいそうで、でもちーっともナチュラルじゃない。人工的な、ものすごく体に悪そうな（笑）毒々しい甘さ。

PRIMITIVE

素晴らしき哉、前世紀の遺物。さあ困った。
まーったく変わってないです良くも悪くも。前作『キリギリス』（96年発売）から1年ぶりのNewアルバム！といっても違和感まるでなし。逆に言えば、2009年の今出す必然性はどこにもないというか（笑）、まあだからさ、好きな人はどこまでも好きなんだから好きな人だけ聴きゃいいんだよ！　復活直後に発売されたCD-Rでは収録曲がいずれも壮大なミディアムナンバーだったので、アルバムも全曲そんな感じでBPM下がりっぱなしだったらキツいなーと危惧していたのですが、そこらへんはちゃんとバランスとれてて、ふつーに速い曲もあるし相変わらず轟音の絨毯爆撃で、いい年こいたオッサンたちの闇雲なテンションの高さは（笑）きっちりパッケージングされてます。でも、個人的にはちょっともうこういう音は、自分のストライクゾーンからは思いっきり外れちゃってるんだよなあ…むしろ捕手後逸、その間に３塁ランナー本塁生還っつーか…ただでさえ蟻の這い出る隙間もないほどの緻密な轟音建造物なところに持ってきて、キーボードがパーマネントメンバーとして加えられてるもんだから、とにかくもう無駄に煌びやか。ぶっちゃけ胃もたれしました（苦笑）。まあでも、こういうこってりした美学世界がお好きな方には感涙モノの１枚であろうことは確かですし、かつてのファンからしてみれば、変わってない自分と変わってしまった自分とを推し量るための、絶好の試金石として機能するんではなかろうか、と。ああでも、何だかんだいっても近場でライヴやってくれるんなら観に行きます（笑）。

…しかしこの安っぽいことこの上ないジャケットデザインは、なんとかならんかったんか…