最近観たライヴ まとめ

・6/4 吉井和哉 福岡サンパレス
お誘いいただきましたのでふらふらと。ツアー初日だったのね、この日。道理でちょっとこなれてないっつーか、手探り感いっぱいなライヴでしたがそれはそれでなにやら初々しくて(笑)、楽しめました。新譜の曲はヌケがよくって聴きやすくていいね。
しかしどうでもいいけど、7cmヒールのサンダル履いて2時間半立ちっ放し+天神−サンパレス間徒歩往復は死ぬかと思った。人はこれを自業自得と呼ぶ。


・6/6 凛として時雨 DRUM LOGOS
とりあえず、遅刻はイカンよ、遅刻は(内輪ネタ)。
何がどうあっても客にXジャンプをさせたくて仕方のないピエールを、TKと345は果たしてどう思っているのだろうか。なんで時雨のライヴに来たのに、縁もゆかりもないYOSHIKIさんにXヴァイブスとやらを届けなければいかんのか、お客さんさぞかし腑に落ちない思いでいっぱいだったのであろうが、それでもちゃんと、うぃーあーえーっくす! って跳んであげる君たちは優しいなあ。腕組んで笑っててどうもすみません。
新譜のツアーの割には旧作からの曲が多かったような気がしないでもないセットリストでしたが、まあそれもある種の予定調和ということで。時雨のライヴは、けっこうこの予定調和(ピのMC含め)に乗っかれるか否かで評価が割れそうな気がするですよ。私はライヴには、ある程度のお約束という名のエンターテインメントを求めがちな傾向があるので(このへんやっぱりV系上がりなので笑、やっぱりお決まりの曲で、キタ━(゚∀゚)━!!!!!と叫びつつフリやったりヘドバンしたりの楽しみというのは、他の何にも変えられまへん)、問題なく楽しめました。次はZeppって? すごいなあ、生き急ぐなあ(笑)。


・6/14 DOES BEAT STATION
やっぱりロックバンドの基本は3ピースだな! ストイックでソリッドで、もう磐石のかっこよさだー。一発目からいきなり"曇天"をぶちかますあたりも男らしいぜ。
彼らの何がかっこいいっつって、ステージでの佇まいに、どうしようもなくアンダーグラウンドな雰囲気がにじみ出てるところだと思うんですね。別になにもいきがってるわけでも、見るからにロケンロー!なカッコや態度してるわけでもないのに、すごくナチュラルにアングラ。ナチュラル・ボーン・アウトロー。そういう、かもし出される雰囲気に“トーチ・ライダー”がもう似合いすぎてて、クラクラしちゃいましたわ。この人たちには、かぶせギターだのシンセだのホーンだのストリングスだのいっさい入れずに、3ピースだけでとにかく行けるところまで行って欲しいなあ。


・6/19 大惨事眩暈大戦(9mm Parabellum Bullet×THE BACK HORN) Zepp FUKUOKA
けっこう『Termination』からの曲が多くて満足。“Sleepwalk”聴けてちょう満足。Zeppのステージ意外に似合ってましたよ9mmくん。というか、もはやあれくらいの広さがないと物足りない。タクローは歌上手くなったなあ。声がサウンドに負けなくなってきた。
バックホーンは、音人で毎月金光編集長と漫才やってる人がドラム、というたいそう失礼な予備知識しかなく(笑)、当然観るのも初めてだったのですが、まずヴォーカリストが楽器を持たないバンドを観ること自体がほんっとに久々だったもので、それがなんかえらく新鮮だった(失笑)。やっぱりヴォーカリストはハンドマイクで一唱入魂してナンボだね! 本来の意味で非常にエモーショナルで、かっこよかったです。どうでもいいけどVo.氏、遠目で見るとends以降の遠藤遼一みたいだった(笑)、裸足だし。