最近よく聴いている

from end.

from end.


だから、今は西暦何年だ!!


…えーとですね。“ギロチン”が気に入ってたので、BugLugさんの1stアルバムをものは試しと買ってみたわけね。


G.A.G (通常盤)

G.A.G (通常盤)


で、これはこれで楽しめるアルバムではあったんですが、どーも全体的に味付け濃すぎて、ババア胃もたれするなー、と。そういえばこのバンドって、元Ruvieのメンバーがやってるんだったよなー、Ruvieといえばバロックさんたちの元ローディー軍団だよなー確か。Ruvieぜんぜん聴いたことないんだけど、でもこういう感じじゃなかったよなー見た目的にも。というわけで、困ったときのYouTube頼みですよ。検索かけて出てきた動画を、いくつかピックアップして見てみたわけよ。

まんまとハマりました(合掌)。

Amazonだとおそろしい値段が付いてましたので、某リアル店舗にて取り寄せてもらいました。1週間くらいで買えたよー。タワレコとかでもたぶん取り寄せできると思う、というかバロック扱ってるお店なら大丈夫なので(笑)(なぜなら同じレーベルから発売されているから)もしお探しの方いらっしゃいましたらご参考までに。


で、Ruvieね。
ていねいに、丹念に、丹精こめて育てた、花園のような世界。と、その“世界”を表現するための、バンドとしての音。そこが、必ずしも完全に寄り添ってるわけじゃなくって、時折ほんのちょっと、齟齬がある。やりきれてない感じ。隙がある。出来上がってない、未完成な部分。そこがいい。
聴き手に、想像する余白を残してくれてるっていうのかなあ。わたしamber grisは、音源出し始めたころにちょっと興味あって、いくつか曲聴いてみたんですけど、すごくよく出来てると思うんだけど逆に綺麗に出来上がりすぎちゃってるような気がして、今ひとつ入り込めなかったんですね。その点、Ruvieの曲には、余白がある。気がする。それはひょっとすると、拙さゆえに期せずしてできてしまった、偶然の産物なのかもしれない。でも、その偶然の産物こそが、俗にいうところの“バンドマジック”ってやつなのかもしれないとか。そんな風にも思えるわけで。
kannvalismの『helios.』も大好きなんだけど、それ以上にbaroqueの『sug life』をわたしが愛してやまないのと、同じ理由ですよ要するに(笑)。





にしても、曲がりなりにも



↑こーいう音楽やってた人たちが、



↑こうなっちゃったわけで、ああやっぱりなー音楽でメシ食ってくってなったらそりゃ綺麗事だけ言ってられないもんなー年齢的にもラストチャンスみたいなところはあっただろーからなー、なんて下種の勘ぐりしちゃいたくもなるよねげふんげふん。いやでも、逆にそう考えると、バグさん頑張れ!売れるといいね!! 的に、応援したくなってきちゃったわけで(笑)、なんかいろいろアレだなー拗らせてんなーわたし。今のところ、あくまでも見た目的な意味で下手ギターの優くん推しなのですが(あ、でも“ギロチン”PVの燕くんの毒々しさは大好き!)、たぶん今までのオノレのバンドマン遍歴を鑑みるに、ライヴ行ったらころっと一樹(上手ギター)にすっ転がりそうな気マンマン(苦笑)。とりあえず、10月に地元にイベントで来るようなので、ちょっくら行ってみてこようかなー、と。お客さん若そうだなー、ババアが単騎で乗り込むのはしんどそうだなー…がんばろ…





とろこで、手鞠氏の歌声を聴いていると、なんでかわかんないけどわたしamazarashiを思い出すんだよなー。



聴いて、心がガクンと揺さぶられる、その波形が似ている気がする(笑)。エモーションの行き場所が同じ的な。厨二病ばんざいともいう(失笑)。ちなみにamazarashiで、いちばん好きな曲がコレ。




『「この世界には君と僕の2人だけ」的閉じた世界っつーのかな。少年と少女、もしくは少年と少年でもいいんだけど(笑)そのあたりの性も未分化な年ごろの「君と僕」が、人に言えない2人だけの秘密を共有することで居場所を見つける、みたいな世界観』は、やはりThe Smithsの“Hand in Glove”以来わたしが鉄板で愛してやまない世界ですよ。って、なんだわたしがいちばんの厨二病患者じゃないかそれは。


爆弾の作り方

爆弾の作り方