長かった1週間とニンジンの数々

メシ・フロ・ネルならまだしも、メシ・ネル(というかコタツで意識を失う)・(翌朝時間がねえええと青ざめながら)フロ、とかいうサイクルのこの1週間でしたが、鼻先にニンジンぶら下げつつ、何とか乗り切りましたよ、と。


このアルバムで決定的に、ミッシェルからは離れちゃったんでした。まあ、前触れは〝ベイビー・スターダスト〟の時点ですでにあったんだけど。
やわらかいところのいっこもない、ビリビリするような音圧の高さと質感の硬さ。そこから見えてくる、あまりにも荒れ果てた、寒々しい世界に、ちょっと待ってよなんでこんなんなっちゃったの、とガッカリするより悲しくなってしまったのを覚えている。こういう音は、ミッシェル〝さん〟には出して欲しくなかったのだ。
意を決してもう1度聴きなおしてみて、でもやっぱり日常的にこれを耳に入れるのはキツイと思う。そもそも、そういう音ではない。たぶん、これから先もそうそう何度も聴くことはないだろう。
でも、何でだろう。〝暴かれた世界〟が、頭の中をぐるぐるぐるぐる回ってる。「パーティは終わりにしたんだ」、て。



Pure Mania

Pure Mania

最初はちょっと気持ち悪いのが、何度か流してるうちにだんだんクセになってくる。
カッチリしてるんだけど、いい塩梅にペラくてへなちょこで脱力してて、その飄々としてる風情がなんともかっこよい。だらっとした昼下がりに、ジャージ姿で寝っ転がって聴きたいパンク(笑)。え、それってパンクなのかって? いやあパンクなんだよなあ、これが。
タワーレコードで買ってきたのですが、今年の春ごろ出たらしいパンク・クラシックのカヴァー・アルバムもあって、そっちにも興味しんしん。ていうか、芸歴長いですね。



Rude & Nude

Rude & Nude

ワゴンから掘ってきた。けっこう前のベスト盤。
やっぱりどーしようもなく好みなのは、ストゥージズのトラックなわけだけど、ちゃんと聴いたことのなかったソロ名義の曲も、よい曲多いですね。単純に、ヴォーカリストとしてかっこいいわ。
職場で聴いてたら、PE'Zとか好きなバイトの22歳の女の子が、えらく興味をしめしてきた。気に入ったらしい(笑)。
ところで、このアルバム代表曲がコンパクトにまとまってて聴きやすいのは結構なのですが、なんかおかしいなと思ったら『FUN HOUSE』から1曲も入ってないのね。〝DOWN ON THE STREET〟とか〝1970〟とか。ストゥージズの1stからは入ってるのに。なんでだ。




あと、久しぶりにGREEN DAYMANIC STREET PREACHERS聴いてました。たまに聴くといいよなー、GREEN DAYは。
マニックスは『HOLY BIBLE』。バンド自体にはたいして思い入れないのに、このアルバムだけは何でか妙に好きで、時々思い出したように聴いてる。


Holy Bible - England

Holy Bible - England