本日のニンジン

唐突に〝ブルーズ聴きてえ〟と脳内スイッチが入りまして、ただいまPJ HARVEYPATTI SMITH祭絶賛開催中であります。私の中ではこの人たちはブルーズ。ブルー〝ス〟ではなくて(笑)。


Dry

Dry

CDを、買っては売り売っては買い、を繰り返すタイプのワタクシが、珍しく発売当時に買ってそのままずっと持ち続けている1枚。理由:ブックレットにシャンプーの原液こぼしてしまってとても中古屋に売っ払える状態ではないから(あちゃー)。
内容的にはものすごく重いので、そんなにしょっちゅう聴き返したりはしないのですが、であるがゆえに多分ブックレットの状態さえ良好なら1度は中古屋に持ってかれて、後になってうあーやっぱ売るんじゃなかったーと頭かきむしって後悔するんだわ(笑)。
うん。いいよなあコレ。3ピース+声だけでも、こんな、全身の皮膚にやすりゴシゴシかけられて、血が噴き出るような音を、じゅうぶん鳴らすことができる。しかも痛いだけじゃない。エロいのだ。耳の穴に湿った熱い息吹きかけられて背中がぞくぞくってなるような感じ。
オリジナルは92年の発売だった。もう15年もたつのねえ(遠い目)。




Trampin'

Trampin'

CDを、買っては売り売っては買い、を繰り返すタイプのワタクシが、所有アルバムを今まで1度たりとも1枚たりとも手放したことのない、数少ないアーティスト。



…あ、ダメだ。なんか書こうとしても手が止まる(笑)、聴き入ってしまって。
パティ様のアルバムはどれもこれも外れなぞあろうわけがないのですが、このアルバムは比較的すんなり耳に入りやすい音なんじゃないのかな、バンドがよくまとまってるし、パティ様のお声も安定してる。大変地に足の着いた良作。コマーシャルな曲は1曲もないですがね。04年発売ですが、今んとこ1番新しいアルバム。
曲タイ見たくて今、Amazonのリンクを開いたら、レビュアーの人が〝思いがけず聴きやすい〟と、上記とおんなじこと書いてました(笑)。うん、まあ、そういうアルバムです。これを聴いて暗くてヘヴィ、と感じる方は、どうぞ思う存分、あなたのお好きな音楽をお聴きあそばしませ。