SWEET LOVE SHOWERダイジェスト放送をつまみ食い鑑賞

一日目
■髭-HiGE-
音は好きなんだけど、自分的にイマイチ盛り上がり感に欠ける髭ちゃん。理由はわかっとる。ルックスが好きくないのだ。別に自分の好みのタイプのオトコマエがいないからそう言ってるワケではなく(と一応言い訳)、なんというのかしら。受け手側にこういう風に見られたい、とバンド側が発信しているものの方向性が、私の指向しているものと合わない。ちょっとおおげさに言ってみた。キモカワイイ音楽は好きなんだけど、キモカワイイ見てくれはそれほどでもない、と、要はまあそういうことです。
でも、そういうのが好きっていう人がいるのはよくわかるので、何だかんだで髭ちゃんが、若い女子にも人気あるのは(あるのよね?)納得であります。音はほんと好きなんだけどなー。ちょっと古くさげなカラフル感が、なんともいえず心地よい。



BUMP OF CHICKEN
会社のバイトの子が、どーしても録画しておいてくれと涙ながらに訴えるので、録画ついでに鑑賞。
実は昔、一瞬だけ盛り上がったことがある。“天体観測”直後〜『jupiter』が出る直前。1週間で、当時入手可能な音源をすべて網羅するという、腰の重い私にしては相当な最大瞬間風速を記録したのですが、えー、まあなんだ。あんまり短期間で愛が燃え上がりすぎると、冷めるのも早い(苦笑)。
こないだのハイヤーグラウンドで、それこそ5年ぶりくらいにライヴを見たのだが…うーん…進歩しとらんのう。ぶっちゃけ、演奏がツラすぎる。別に上手きゃいいってもんでもないんだが、せめて曲の世界をぶち壊しにするような演奏はカンベンだ。バンプの曲って、とっても物語的じゃあないですか。ひとつひとつの情景が、パパッと目の前に浮かんでくるような。なのにさー、音がショボかったり、イントロからトチられたりしちゃうと、もうそこでズッコケちゃうわけですよ。入り込めなくなっちゃうんだよ、曲の紡ぎだす物語の中に。このSLSでもそうでした。せっかくの天体観測をあんな風に演奏すんなよー。ふさがれてた視界が、いきなりばあああっと宇宙の果てまで広がってくみたいなギターのリフが、あれじゃ台無しだよーうわーん。
それにしても、バンプの曲にはどーもこーも死の匂いがつきまとうな。“ガラスのブルース”を聴きながらふと思った。凡百のギターバンドと、バンプを決定的に分けているのは、そこいらへんなんだろうなあ。



二日目
9mm Parabellum Bullet
滝さんの笑顔が怖いよううぅ。楽しくて笑ってるというより、完全にアッチ側にトンじゃってる笑顔なんだもん。キ○ガイに刃物という言葉をリアルに体現するような笑顔。あれでギターぶんまわしてたらシャレにならない。
両手離し奏法には一家言あるつもりのワタクシですが、滝さんは合格(笑)。あっちこっちの若手びずある系ギタリストくんたちが、本家のこの人とかこの人を真似しまくってるけど、滝さんには遠く及ばない。イカン。なんか最近すっかり滝さんウォッチャーと化してるぞ私。これは恋か。そうなのか。
ライヴのタクローはほんとかっこいいねえ。思ったのだが、この人顔立ちちょっと長瀬入ってないか。モシャモシャ頭に騙されがちだけど。長瀬ほど濃ゆくないけど。オトコマエな猿って感じの。手足長いし、ステージ映えするよねえ。あと、和彦さんのひょろ長いシルエットがとても好みです。あー生ライヴ見てえ。



The Birthday
オーライ、アリシア、カミナリ。
教授のギターがいまいち残念な感じだったなあ。教授のフレーズは、コードの塊というより流れるような単音のメロディに特徴があるから、ちょっと音ひっかけちゃっただけでもほころびが目立つ気がする。現場にいたら、そう気にならなかったかもしれないが。
アリシアは、泥沼ファックヴァージョン。オーライとカミナリは、ああいう広くて音のヌケがよさげなところで聴くと、さぞや気持ちよかったことだろう。
ライヴ後コメントが、群を抜いてガラが悪くて苦笑い。他のバンドさんたちはみんなお行儀よく立ってコメントしてたのに、ヤツら全員座り込んでタバコ吸ってんだもん(失笑)。えっオッサンだからしょうがないって!?(笑) ハルキさん、それは誰がどう見てもウンコ座り。また町田のヤンキーとか言われちゃうよ!*1
気球に乗ってるところも映っててよかった。チバがとってもご機嫌だった。



あと、時間があるときにホルモンちゃんとACIDMANを鑑賞予定。チャットモンチーはDVDに焼いて、ハイヤーでグッズを買い込んでいた上司に進呈予定。よし、これで冬のボーナス査定は安泰だ(笑)。

*1:まあ、チバさんには言われたかないわな