届いた!



昨日郵便局に取りに行ったぜ。エクスパックの封筒を小脇に抱えてニヤけ笑いを押さえきれずに、スキップしながら職場に戻ったことなんか、抜群にヒミツなんだぜ!(言っとるがな)
オリジナルは92年発売か。『Reptile House』からこのアルバムまでの間に、JUN氏にいったい何があったんだろう、歌が一足飛びどころじゃなく上手くなってる。声の出し方に無理がない。バッサンが、キーまで変わってるように聴こえる(笑)。変わってないんだけど、同じキーで歌ってるんだけど。
“We Love You”のカヴァーがかっこよすぎて軽く死んだ…なんでウイラードのやるカヴァーって、こんなにかっこいいんだろう(嘆息)。JUN氏はあれだな、自分でイチから物を作り出す才ももちろん素晴らしいんだけど、それ以上に元からあるものにほんの少し手を入れて、再構築してみせる才に実に長けておいでだな。
“Stinky〜”の、破れかぶれなわっしょいコーラスも最高にかっこいい。“3Years”は、オリジナルの方が好きかも。音が雪崩打って転がり落ちてくるみたいで、ヴォーカルも音と全然合ってないっていうかバックを置いてけぼりにして突っ走ってるんだけど、むしろ勢いあっていい。ちょっと小ぎれいになっちゃった感じだ、Luciferヴァージョンは。
ボーナストラックの2曲。ライヴテイクといいつつライヴ会場のちょっとざわついた空気感、みたいなのはあんまり感じられないんだけど。スピード感3割増の“HIGHWAY MAN”がえっらいことかっこよくってびっくり。“SPEED ADDICT”は、『Hell Bound〜』でも聴けるから、この曲じゃなくってもよかったのになあという気もしなくもなく。



ところで、私のような後追いファンは、いつになったら“Run ‘CINDY’ Run”をちゃんとした形で聴けるのでしょうか。
YouTubeに前上がってた、夜ヒット出演時の映像でしか知らないのですよ、あの曲。復刻してくれるのを、ずっと待ってるんだけどなあ。オークションで、毎度毎度馬鹿みたいに高騰するベスト盤*1を、涙を呑んで落札するしかないのでしょうか。

*1:それでも一時期に比べれば、だいぶ値下がりしたようですが