購入メモ
画像が出ないからなんだかわかんねえよ(失笑)。
音楽誌が書かないJポップ批評 51 Luna Sea「美的宇宙」の歩き方 (別冊宝島 1490)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: ムック
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『LUNA SEA 「美的宇宙」の歩き方』
終幕からはや7年。5万人のSLAVEたちを巻き込んでの一夜限りの“復活祭”は。さらなるステージへの予告編か!?
5人5様の“個性”が織りなす摩訶不思議な“美空間”へ、いざ、チューン・オ〜ン!!
この“J-POP批評”シリーズはわりと好きで、興味があるお題の場合はちょこちょこと買ってるんですが、うーん…今回のこれは、まあ、普通かな。予想の範囲内というか、今さら目からウロコがぼろぼろ落ちるような新しい発見は、特にナシ。
その中でも市川さんの文章は、目からウロコというほどではないものの、ああやっぱりそういうことだったのかと思わずポンと膝を打ってしまうようなことが書かれていて、よかったです。
ものすごく簡単に言ってしまうと、五木寛之ではないけれど〈青年は荒野を目指す〉的な、彼らの青く熱く生真面目な生き方から、目を離せられなくなったからだと思う。
(中略)「売れる」ことはあくまでも手段であって、あくまでも目的は「自分たちの音楽で世界を変える」こと。そこには目算の甘さや若さゆえの未熟さもあったけれど、「自分」を形成してきた音楽やら映画やらのサブカルへの絶対的信頼を、最後まで捨て去ることなく「求道」し続けた彼らは、美しかったのである。
結局のところ、私の好きになるバンドやらミュージシャンやらって基本的にみんな、「自分」を形成してきた(中略)絶対的信頼、がゆるぎようもなくある人たち*1ばかりで、でそうなってしまった理由の、かなり大きいウェイトを、LUNA SEAさんたちは占めてるような気はいたしますですよ。
*1:ま、ヲタともいうよね