iTunesに放り込んだっきりめっきりご無沙汰だった音源を、整理がてら久しぶりに引っ張り出して聴いてました。ここ数年聴いてなかったような音ばっかりで、けっこう新鮮だった(笑)。


12メモリーズ

12メモリーズ


ちょうど今のイギリスのシーンは、フランツが出てきたころのニューウェイヴ・リバイバルの、揺り戻しがきてるような感じになってるから、次のアルバムがどうなるのかかなり興味あるんですが。来年の初めに出るらしいっすね。この人たちは、ふつうのダンス寄りのバンドだったらシーケンサー走らせるようなところを、全部人力で汗かきつつやってます、みたいなところが透けてみえるところが好きです。でもアルバム通して聴いてると、途中でダレてきてしまうというのも正直なところなのだが(笑)。トラヴィスは、好きでしょ?とよく言われるのですが実はそんなでもなくって、んーいいバンドだなーとは思うのですがどうもいささか湿っぽすぎるんだよなー。あと、ちょうどこの人たちデビューしたのがブリット・ポップのブームが終わった後で、それはイコール私がほとんど洋楽の新しいバンドを聴かなくなっていた時期ともいう(笑)。ていうかむしろ、何でこのアルバムだけiTunesに残っていたのかそれもさっぱり思い出せない。ちょっと聴いてみようかなーっていうんだったら『The Man Who』あたりにしておけばいいものを。NEWアルバム出たみたいですが、ロキノンのインタビュー見てびびった。メンバーあんなに老けてたっけか?


DELAYS DEBUT E.P.-JAPAN ONLY ミニ・アルバム

DELAYS DEBUT E.P.-JAPAN ONLY ミニ・アルバム

ザ・ベスト・オブ・クーラ・シェイカー (初回生産限定盤)

ザ・ベスト・オブ・クーラ・シェイカー (初回生産限定盤)


ディレイズ! いたなそういえばそんな人たち! とか言ってたら、すみませんまだちゃんと生き残ってるのね新しいアルバムも出してるのね。失敬。きれいな音にきれいなメロディ、癒されるわー。クーラはたまーに聴きたくなる時がある。といっても究極的には、“Hey Dude”と“Hush”と“Govinda”があればそれだけで満足してしまうのだが(笑)。そういえば、2nd出た時の来日ライヴ行ったわー。アンコール含めて2時間みっちりやってくれて、ただでさえUKのバンドって下手くそなくせに省エネライヴやりやがるヤツらが多いもんだから、クーラご一行様の大変にちゃんとしたライヴに、けっこう感動しちゃったもんでした。クリスピアンかっこよかったしねー。あ、ちなみに再結成後のアルバムはまだ聴いてません。


アイ・ゲット・ウェット~パーティー・一直線

アイ・ゲット・ウェット~パーティー・一直線


意外と好きよ、兄貴。アタマカラッポにしたい時にはぴったり。
で、本日1番の掘り出しモノ(笑)だったのが、


ルーム・オン・ファイア

ルーム・オン・ファイア


ストロークスって今まであんまりマジメに聴いてこなかったんですが、あれーこれってこんなによかったっけ!? なんかこう、ひたすらそいで削りに削って、本当に必要な音だけが規則正しく配置されてる、機能美のきわみみたいなアルバムで、でもちゃんとメロディアス。Vo.とリードギターの掛け合いが、打てば響くみたいにいちいちツボ突いてくるし、1曲1曲がコンパクトで、スパッと終わるのも小気味よくてよい。いやーほんとこんなこと今さら言うのもアレ過ぎるんですけど、いいバンドですね!(笑)1stは昔持ってたんですけど売っちゃって、iTunesにも残ってなかったので、そのうちまた聴きなおしてみようかなー。