OKAMOTO'Sと黒猫チェルシーを観てきた

あーもうずるい! かわいい! ウラヤマシイ!!(笑)
もうなんていうのかしら、2バンドともほんとにかっこいいんだけどそれ以上にあれだ、かわいい。頭なでなでしてお小遣い、もしくは飴ちゃんあげたい気分(笑)。なんだろうなー、これはもう母の心境に近いな。もしくは親戚のおばちゃんおねえさん。OKAMOTO'Sは、今日が九州初上陸だったそうなんですが、とりあえず巧い。ほんと、腹立たしくなるほど巧い! それは単に手先が器用で指がピロピロ回って、という「技巧」ではなくって、生まれながらにしてもうなんというのか持ってるリズムが違うっつーか。Vo.のショウくんは髪型からファッションからアクションから、どっからどう見ても若かりしころのミック・ジャガーさんで、ドラムのレイジくんはまるっきり中学生みたいなあどけない顔とひょろひょろの体つきで、シャツをパンツインして背筋をぴっと伸ばして肘から先だけでバカスカ太鼓ぶったたいてる様子が、もうどこをどうやってもキース・ムーン。そしてベースのハマ・オカモトくんはもんのすごいバカテク。なのにどこをどうしても宮史郎。倍速テンポの"恋をしようよ"カヴァーに、わたくしと連れは思わず顔を見合わせ、親指立ててニンマリですよ。あーほんっとうらやましい、あれだけスキルあったらそりゃあ演奏するの楽しいだろうよ!(笑)音源で聴く分だと、ちょっとヴォーカル弱いかなあと思ってたんですが、ライヴだとそんなに気にならなかったな。ていうか、まだ声自体がぜんぜん出来上がってないので、逆にこれからライヴ重ねるうちに、どんどん声が変わって強くなって、どんどんよくなっていきそう。
で、12月以来2度目の黒猫チェルシーくんたちでしたが、やっぱりすごくかっこいいしおもしろい!OKAMOTO'Sの直後に観ると、ああやっぱり関西のバンドなんだなあというのがしみじみわかりました。OKAMOTO'Sは、楽器の音がすごく分離がいいっていうのかな、音デカいんだけどパートごとにきっぱりわかれて聴こえてくるので全体的に非常にクリア。シュッとしてるっていうの?(笑)比べて黒猫は、いい意味で音が汚い。ドラムもベースもギターも、いっしょくたにまざりあって、でっかいカタマリみたいにガツンと聴こえる。泥臭いんだけど、それがあのいかにも昔ながらのアングラちっくな歌の世界にはピッタリなのね。そして今日もやっぱり、ギターの澤くんは最高だった!(笑)あのVo.の存在感にちっとも負けない、内股チョーキングインパクトたるや!
…と、連れとふたりでもう親戚のおばちゃんおねえさん根性丸出しで(笑)キャッキャしながら楽しく観てまいりました。あー楽しかった。また行きたいぞ!できれば今度は2マンで!(笑)