RADIO CAROLINE/『GLOW』『HEAVY GLITTER』

なぜか唐突に、ひとりウエノコウジ祭り絶賛開催中の昨今。
理由ですか。そうですね、ワタクシかれこれもう10年近く前からウエノ氏のことは存じ上げておるのですが、んでまあミッシェル時代は筋金入りのチバスキーだったワタクシなのですが、生まれて初めて彼にうっかりときめいてしまったわけでございます。ていうか、うっかりか。うっかりなのか。ええ、『GLOW』のブックレットの顔アップ写真にね!(死)誰!? 誰なのこの儚げカメラ目線の色白和風美人は!!(まあエラは隠しきれてないわけだが)(そして今月号の音人〝ハタチノ〟のハイライトTシャツ写真にハタと正気に返る*1


GLOW

GLOW


そんなこんなで2週間前に購入したレディキャロ2枚、ただいま絶賛ヘヴィーローテーション中であります。そ、そんな理由で!?


HEAVY GLITTER

HEAVY GLITTER



『HEAVY GLITTER』は、バンドとしての核ががっちり出来上がった上で、すごく曲調にも広がりがあるというか、バラエティに富んでいて、聴いてて大変楽しい、かっこいいアルバム。RADIO CAROLINEってこういうバンドですよん、と誰かに紹介するならまずこのアルバム聴かせれば間違いない、まあいわゆる世にいうところの代表作? マスターピース? ほんと完成度高い。聴けば聴くほど楠部氏のドラムがツボるんですけどどうしましょう。〝DADA〟の最後らへんとか興奮しすぎて頭に血が上って鼻血が止まらないんですけどどうしてくれるんですか。で、この後の〝LAZY〟から〝JUDGMENT〟にいたる流れはもう、私に死ねといってるようなものですが。いや、好きなのよこういう感じの曲。
なのですが、本当に単純なオノレの快楽原理に忠実な音ってのはむしろ『GLOW』の方で、特にアタマ3曲がもうワタクシのツボ直球まっしぐらというか、鉛玉どてっぱらに食らってそのまま悶死というか。ぶっちゃけ、〝BLACKY BLACK〟でオールナイトダンシンなんだ私(笑)。この曲1曲で踊りながら、あやうくひとりで赤ワイン1本空けちまうとこだったぜ危ない危ない! 酒弱いくせに! 
ワンコードでぐいぐい押しまくりうねりまくりドライヴしまくるこの感じ、もーホントたまらんです。軽く死ねます。で、これに続いてあのジャッキジャキの〝DIRTY HEAVEN〟のギターリフが畳み掛けるように襲ってくるわけで、ほんとにねーこれ爆音で鳴らして床転げまわらずにいられる人がいらしたら、面ァ拝みてえよあたしゃ。あら柄の悪い。
ああもうライヴ行きたいなあ生音でフロアで踊りまくりたい! 去年の秋ツアーの福岡ライヴ、行こうと思えば行けたんですがその時点では音源なんにも聴いてなかったし、そこまで興味あったわけでもなかったから行かなかったんだよなあ。ちっと重い腰上げて行っときゃよかった! 私の馬鹿馬鹿馬鹿!!
…そういや先日、往年のLUNA SEAライヴ仲間にして初期ミッシェル好きのチバスキー、最近はエルレガーデンがお気に入りという友人に、ROSSOやBirthdayは聴いてるけどレディキャロは聴いたことないというので〝TWISTIN' HEAD〟を一発お見舞いして差し上げたのです。すぐさま、「やばいめっちゃかっこいいCD買う買うすぐに買う明日買う」とうわごとのようなメールが返ってまいりましたが、さてその翌日はGLAYライヴのために名古屋に飛んでいたY子さん、無事に栄のタワーレコードでアルバムGETできたのでしょうか(笑)。どうでもいいけど、「私チバスキーやと自分では思ってたのに、実は根っこはウエノスキーやったんか…複雑…」てあなた。なにもウエノスキーで悪いことあらへんがな(笑)。で、Birthdayの次回ツアーには強制連行いたしますからそのおつもりで。いや大丈夫大丈夫、かっこいいから!



しっかしどうでもいいけど、ヘヴィグリ裏ジャケのウエノの脚の細さときたらアナタ! 世の大多数の女にケンカ売ってんのかしらこの男。むっかつくわー(笑)。
(そしてパッチのことに何も触れてやってないことにたった今気がついた。彼はとてもキュートだと思うよ?)

*1:いやマジでウエノはオトコマエにならはったわ…そらもうしみじみと、心の底から…